昔の銀行
私は銀行の中で働くということが
どういうことか、まだよく分かっていません。
ただ、私のいとこが昔、短大卒業後に
某地銀NCで働いていましたが、忙しいし心労はあるしで
休日はいつもグッタリ、という話を
よく聞いていました。
そんなわけで、読んだ本▼
合併人事―二十九歳の憂鬱 (幻冬舎文庫) (2008/08) 江上 剛 商品詳細を見る |
年齢も近いし、憧れの小室淑恵さんが解説を書いて
いらしたので…何気なく手にとりました。
内容としては解説にあるように
「会社一筋でがんばりすぎると、仕事がうまくいかなくなったとき
たった一本しかない心の柱が折れてしまう」
…状態に近い、女性主人公の物語。
彼女が働いていた環境は
実在する銀行の合併当初の様子、と言ってもいい
内容でした。
リアルです。
私は以前、金融機関をお客様に
コールセンター等の技術提案をする
という仕事をしたことがあったのですが、
旧S系と旧M系では導入しているものが
全く違っていて一つにするのが大変だったり…
旧M銀行はその前にKT銀行と合併していて
その名残もまだあったり…。インフラも人も、
複雑やなぁ、と感じたものです。
どんな環境でも、しなやかに、優しく、
それでいて強く、したたかに働いていきたいなって
思います。