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採用担当として学ぶ

面接官として、採用担当してこういった本から学ぶことは多い。


MBA式 面接プレゼン術(2005/08/26)
シェル・リアン

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少し前に書かれた本だが、そうか、欧米の大学を出てどこかの企業に就職しようとする人はこんな本を読んだりしているのか・・と勉強になった。いや、もはやこんな本を読んでいなくても、当たり前のようにやっていることなのかもしれない。実際、私の会社にも留学生(国に偏りはある)が新卒で何人か面接を受けに来ることがあるが、やはり日本人の学生よりも印象に残る。それは日本語がうまくないから、ではなくやはりオシの強さ。情熱。「私はこんなところがこの企業の役に立つと思っている」と堂々と言ってのけるところ・・と言ったところだろうか。自分がもし社長だったら、こういう人を雇いたいと思う人も中には居る。しかし、立場上、そういった個人的考えはある程度切り捨てなければならないのだが・・(ある程度、ね)。ある程度、この面接術を達成するためには小手先のテクニックだけでは追いつけないと思う。結局、こういったことをナチュラルに面接の場で発揮できる人は日々の仕事や学生生活の中でも成果をだし、キチンと説明ができる人なのではなかろうか。授業にはロクに出ていないのにアルバイトの経験ばかり誇らしげに語る学生には難しいように思う。自分自身の過去の反省も含めて、だが。私は日々の仕事でどんな成果を出しているだろうか。日々、どんなことにチカラを入れているだろうか。私はいつも自信を持って家族に説明できる人間でありたいと思っている。