若者はそれだけで素晴らしい
先週、今年入った新入社員の中でさっそく退職する人が出てしまった。
退職理由がネガティブ。自己都合退職とのことだが、、本当にそれでよかったのか・・。
こういうのが、採用担当としてはつらい。
「若者はかわいそう」論のウソ (扶桑社新書) (2010/06/01) 海老原 嗣生 商品詳細を見る |
けれど、今の日本では社会のシステムとして、一度脱落してしまうと(あるいは、勉強してこなかったりすると)なかなかテッペンに上がれない。成り上がれる仕組みがとても少ない。アメリカのほうがいい、なんて言うつもりはないけれど、貧困率・失業率ともに日本より高いアメリカだが「アメリカンドリーム」という大逆転を狙えるチャンスがあるため実は「幸福度調査」でいうと、日本より成績がよい。こちらの本で言われているような「2段階滑り台」であったり「敗者復活戦」が(もちろん老いた人にもだが)特に若者はまだ時間も体力もあるのだから、老人よりもあっていいはずじゃないかと思う。心からそう思う。
先週会社をやめてしまった彼にも、復活戦のチャンスが恵まれますように・・。