歩いても 歩いても
あんまりにも久しぶりに、映画館で邦画を観た。
ほんとうは、長期休みの前になるといつも
観たい映画がどっと公開される。
でも、今日は天気がいいし外で・・・なんて言ってると
DVDが出始め、今日はまだ新作だから借りられないな
なんて言ってると、見ないままになってしまう。
今日は是枝監督の作品。
誰も知らない の監督です。
まさに、
「横山家の一日には、誰もが自分の家族の物語を
重ね合わさずにはいられない」
そんな思いで、映画を観た。
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2年前に死んだおばあちゃんは、どんな思いだったかしら。
これから結婚すると、お義母さんはこんな風に
私と接するんだろうな。
親戚の集まりは、いいこともあれば悪いこともあって
気が重いけれど
いとこが大きくなって、おばあちゃんが死んで
集まること自体が無くなってしまうと
やっぱり、さみしい。
私の結婚式は身内だけでやるのだけど
あれだけ、普段、兄弟と疎遠な父が
なぜか、伯父と叔母を呼びなさいと、言う。
こんなことでもないと、なかなか顔を合わせられないものね。
九州のガンコジジイの父が
なんだか、かわいく思えてくる。
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三浦海岸の情景と、おいしそうなお母さんのご飯、
それから、ゴンチチさんの音楽がとても心地いい
そんな、作品でした。