GCDF 第2の山場 第8・9回目
GCDF カウンセラーコースの山場、再び。
このプログラムでは「ヘルピング」と呼んでいますが
要するに、クライアントとファシリテータの対話を
実践する場面です。(第2回、3回目参照)
ファシリテータは、クライアントに対して援助活動を
行います。その基礎となるので「helping」と呼んでいるようです。
(「ヘルピング」を、対話の技法として「ヘルピング」と呼んでいる
ケースもありますが、ここでは上記の定義で使います)
2回目、3回目では対話を実践してやったのが
まだまだ、初期段階だったので
さぐっているような状況でしたが・・・。
■8回目(土曜日)
・GCDF資格ホルダーがクライアント役として、参加。
・対話している状況を、オブザーバとして観察、記録したり
ファシリテータを実践したり・・・というロールプレイングを
何度かやる。
・対話を録音、再生。メンバーからフィードバックをもらい、自身の課題を
見つめ直す。
・最後に10分のロールプレイングに挑戦。その様子を録音。
(これまでは5分までだった…)
・録音した対話を、文字に起こす(逐語録)のを作成…それが宿題。
■9回目(日曜日)
・前日に録音した対話を、文字に起こしたものを
グループメンバで共有する。
・プロの先生の指導を交えながら、自分の課題点を
グループメンバと深堀りする。
・また、私たち初学者が陥りやすい共通の課題を
共有し、よりよい発言を一緒に考える。6人分!
・再度、課題点に気をつけながら
7分のヘルピングを実践! +振り返り。
…と、内容盛りだくさんでした。
私がクライアントと対話するときの課題は…
1.単なる「おうむ返し」、一様な返答にならないように
(これをヨシとする技法もあるのですが、クライアントの
感じ方によっては、NGとなる場合もあるため)
2.自分の聞きたいことをたずねるのではなく
クライアントが自身から、言葉を発するようにしむける。
3.(疲れてくると特に)受け応えが雑に感じるので
丁寧な応えを心がける。
4.クライアントの気持ち、感情面を受け止める。
受け止めているという姿勢を示す。気持ちに寄り添う。
二日間が終わってみると、4つも!!!!!
というより、最初は1.だけだったのですが、
段々…2.も3.も、4.も…と増えていっちゃいました(泣)
あれこれ気にしすぎると、会話がぎこちなくなってしまうので
1.~4.の自分の癖に、気をつけながら
クライアントの気持ちや話を引き出していくのが
重要なのです。
もちろん、よかった点もあるので
それは失わないようにしたいですよね
おかげで、今日はヘットヘト…。と、思いつつ。
けっこう楽しかった!
このワークには、正解はありまへん。
個人的には、沢山やってみて
熟練させていきたいな…という思いです。