しがみつかない、ということ
私は実際、何か宗教にはまっているような人を
いいなぁ、と思うことがある。
何か拠り所、絶対的なものを持っている人は
やはり、幸せに見える。
ちょっとフラフラした、危険な考え方なのかもしれないが
私には今のところこれといった拠り所はないし
「そんなもん無くても全然平気だし、自分が拠り所」と
いうほど、強くもない。
かと言って、複数のコミュニティを持ち、複数の人と
支え合える関係を築けてもいない。
しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書) (2009/07) 香山 リカ 商品詳細を見る |
本書では
いろいろなところで支え合って生きていくとか
コミュニティ、組織、旧知の仲間を大事にする、
かつ
誰か一人や、何か一つの夢にだけに寄りかかったりしない
ということが大事、と伝えている。
父の転勤含め、何度も引越しをしたりしていると
近所に誰か知り合いが居ればなぁと寂しくなるのだが
そもそも自分が寂しがり屋だということは
昔から、分かっていることなのよね。
しがみつきたくなる人の気持ちも分かるんだけど…
(しがみつく対象があるのも幸せだよなぁ)
しがみつかれた人はたまったもんじゃないか。