日々のびる!-Grow in My Career-

女性の経済的自立と自由を応援したい

小室淑恵さん講演会

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↑らくがきメモに、自分の手の影が写っちゃった

日経アソシエで連載中の、小室淑恵さん★

美しい方だなぁと以前から

講演会やセミナーに行ってみたいと思っていました。

<あなたが輝く働き方 秘訣はワークライフバランス

↓小室さんのお話と、私の考えをおりまぜて、まとめてみます↓

■日本はWLBに全く満足していない国 第1位!

これは、実感値として、当たり前か…と思いますよね。

「両立」に苦しむ女性たち。

男性も、自己研鑽の時間がないっ って思っている人は

多いのではないでしょうか。

■ご存知、日本の労働生産性は30か国中20位!!

先進国の中でも、ワーストレベルの日本。

労働賃金は高いのに、生産性は低いって…。大丈夫か?!

って思いますよね。

「生活を楽しむ時間がない、

つまり残業をたくさんして、寝て起きて翌朝会社に来るだけだから

引き出しは空っぽのまま(アイデアなんて浮かばないまま)。

それでは、会議もいたずらに長引く。」という負のスパイラル

になります。

知的労働ではなかった、40年前(速く・安く・大量に)の

日本の製造業なら、これでOKだった。

■小室さんの自己紹介・・・産後3週間で復帰!

もともと、主婦志望だったというエピソードは

有名ですね。アメリカへ言ったり、ビジネスモデルコンテストに

応募したり…、アメリカへ行く動機は、

彼女自身が単純な考えだったから、よかったのかも、

というお話でした。

そういえば、3人目をついこの間ご出産なさった

経沢香保子さんは、今回1週間で職場復帰とか…!

すごいですね。

仕組みづくりができている会社だからこそ

といえるかもしれません。

このような「トレンダーズ」や「ワークライフバランス」のような

会社は、最初から仕組みがあったから

負のスパイラルにはまることなく、健全な経営ができています。

実は、元々「男一色」の「残業モリモリ」「右肩上がり」だった企業

のほうが、女性を積極的に登用したり

残業を減らして効率的な知的労働の仕組みをつくるのは

大変だといわれています。

■むしろ、男性の働き方の改善にこそ、大きなチャンス?!

女性の社会進出と、出生率向上には、男性の働き方変革が

不可欠なんですねぇ。

家事も育児も全然手伝わない男子は、ダメだわぁ…と嘆くよりも

チョットずつ教育する方が早いかもしれません。

だって、男性だって、育児・家事・仕事3拍子の

ロールモデルが居なかったんですもの。

これまでの日本の生活習慣、教育の中では

「何か手伝いたい、どうにかしたい」と思っていても

「どうしたらいいかわからない、やっても怒られる…」と

思う男子がたくさん居て、当たり前かぁ。と思います。

■社会的ニーズも、企業ニーズも高まってきた

これから15年後は、介護危機?!

2007年~2009年。団塊の世代が一気にリタイアする

という話題は、皆さんご存知です。

75歳を過ぎると、要介護者が急増するというグラフが

あるのだそうですが、

そうすると、今リタイア中の団塊世代

一気に要介護になるのが15年後なのですね。

きっと、15年経っても、介護施設

サービスは、急には充実しません。

特に、1人っ子男子は、介護リスクが高いのだそう。

1人っ子は、男子が多いのだとか…。

(私たちの親の世代には、まだお世継ぎ感覚が

少し残っているという説があります)

さらに、1人っ子男子の独身率も高い

独身男子が、親二人の介護をするのは

厳しそうですね…。

■WLB実現のコツ

 -成果を上げて、定時で帰る

  仕事しかしていない人は、OUTPUTがない人。

  効率の悪い人。

 -コミュニケーションスキルをUPさせる

  プレゼンテーション能力が、仕事の勝率を上げるカギ。

 -介護・育児・病欠中の先輩を支えるチームワーク

  GIVEを実践しよう。明日はわが身。

 -後輩を信じて任せることで、育てる

  すべてを抱え込んでやる仕事のやり方は

  もう通用しない世の中にきている!

 会社の大変革を待つよりも、主体的に動くことで

 満足度もUP★します。

長くなりました・・・。笑

小室さん自身も、夫がどのように変わっていったか

どのような、声かけをしていたか

ふんだんにお話くださいました。

「夫育て」のルールに通ずるものが。

少子化って、やっぱり問題だなぁと思うものの

介護だって、こんなに大変になりそうなんだとは。。

さてみなさん、今日から1分ずつ

早く帰ってみましょう(^^)v